汶川大地震発生から2023年5月12日で15年を迎えた。四川省阿壩蔵(アバ・チベット)族羌(チャン)族自治州汶川県映秀鎮は、同自治州の「南大門」と言え、汶川県城(県政府所在地)南部に位置し、臥竜自然保護区に隣接している阿壩の玄関口となる。そして九寨溝や臥竜、四姑娘山といった観光目的地を目指す際に必ず通過する蔵・羌・漢族文化がつながる場所でもある。さらに映秀鎮は、茶馬古道文化、汶川大地震、愛国主義教育基地、重点観光景勝地としても広く知られている。
今から15年前の2008年5月12日に発生した汶川大地震の震央となった映秀鎮は、完全な廃墟と化した。15年経った現在、この廃墟には新たに住宅が建てられ、同鎮の全住民は安全で美しい新居に引っ越し、観光客からも羨む声が上がっている。
映秀鎮に住む人々は、再建後のふるさとについて、「最も美しい建物は住居、最も安全な建物は学校」としている。(編集KM)
「人民網日本語版」2023年5月12日