将来、「バーチャルデジタルヒューマン」が私たちの代わりに仕事をしてくれるようになるだろうか。このほど閉幕したばかりの世界人工知能大会(WAIC)2023では、人工知能(AI)が推理・計算から商用化・実用化に向かったこと、ロボットもSF映画を飛び出して現実の生活の中にやって来たことが明らかになった。WAICでは、バーチャルデジタルヒューマンが個人の情報をスピーディに収集する技術が披露された。たった15分間朗読をしただけで、その人の声や動作、唇の動きの特徴を収集し、入力された任意のテキストをその人に成り代わって読み上げることができる。特筆されるのは、コストが数十万元(1元は約19.5円)以上もかかっていた同類製品は、今では数千元で事足りるようになったことだ。多くのブロガーやスマートカスタマーサービス端末が、この技術を実際に応用し始めている。
ここ数年、中国内外のテクノロジー企業がヒト型ロボットを相次いで事業展開している。たとえばロボット「オプティマス」を発表したテスラ社のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO) は「将来は人類とロボットの数が1対1になるかロボットがもっと多くなるだろう。どの家にも車があるように、将来は各家庭にロボットが1台あるようになるだろう」と述べた。
AIの核心はやはり人間だ。ロボットの仕事は人類にサービスを提供することが主な目的だ。そのため将来は介護と教育・寄り添いの分野で、ロボットが大活躍することが予想される。私たちは今、ロボットが大量に商用化される時代を迎えつつある。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年7月21日
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