中国上場企業協会が25日に発表した報告によると、先週最後の取引日となった7月21日には、上場企業3234社が2022年度決算における収益配分を実施し、配当金総額は1兆7300億元に達した。前年度四半期決算、半期決算の配当金を合わせると、22年の配当金は2兆元に迫った。このほか、上場企業192社の22年度収益配分プランが承認済みだが、まだ実施されておらず、その金額が1500億元に上った。
同協会の分析によると、2022年には上場企業の各報告期間の収益配当金の総額は2兆1300億元に達し、初めて2兆元を超えた。これは2017年に1兆元を突破したのに続く画期的な出来事だ。
中国工商銀行の配当金総額は1082億元に上り、2年続けて1000億元を超え、米ナスダック市場に上場するアップル社の配当金に相当する金額だという。
「人民網日本語版」2023年7月27日