习专栏

一日三食、どれを抜くのが最も「致命的」?

人民網日本語版 2023年07月25日13:54

(資料写真、撮影・趙雯博)

(資料写真、撮影・趙雯博)

人間には食べることが非常に大切で、毎日きちんと食事を取らなければならない。最新の研究によれば、一日三食のうち一食でも抜くと深刻な影響を受ける可能性があるという。

中国の華中科技大学同済医学院と米国のアイオワ州立大学がこのほど食事の回数・間隔と死亡率との関連について共同研究を行い、一日に3回の食事が身体にとってどれほど重要であるかを明らかにした。

同研究の調査には2万4000人が参加し、そのうち約30%の人が「一日の食事回数は3回より少ない」と答えた。一日に1回しか食事をしない人と一日に3回食事をする人と比べると、全死因の死亡率は30%高く、心血管疾患の死亡率は83%高かった。1日に2回食事をする人と一日に3回食事をする人と比べると、全死因の死亡率は7%高く、心血管疾患の死亡率は10%高かった。

どの食事を抜くのが最も「致命的」?

研究によると、朝食を食べない人は食べる人に比べて、心血管疾患の多変量調整後の全死因の死亡率が40%高いという。

昼食を食べない人は食べる人に比べて多変量調整後の全死因の死亡率が12%高く、夕食を食べない人は食べる人より全死因の死亡率が16%高かった。

こうしたデータからわかるのは、朝食を食べないことと心血管疾病のリスク上昇とは関連があり、昼食または夕食を食べないことと全死因の死亡率との間にも関係があり、その中には心血管疾病のリスクの増大も含まれることだ。そのため食事を抜くと身体へのダメージが非常に大きいのだ。

また食事と食事の間隔が短すぎるのも身体によくない。一日に3回食事をするが、食事と食事の間隔が短すぎる人は、飲食習慣に潜在的なリスクが潜んでいる。研究によれば、前回の食事から4時間30分経たずに次の食事をすることと、全死因の死亡率の上昇とは関連があることがわかったという。

米テネシー大学の疫学研究者の孫揚波(音訳)氏は、「私たちの研究から、1日に1回しか食事をしない人は、1日の食事回数が4回の人よりも死亡率が高くなることが分かる。この発見を踏まえて、毎日少なくとも2-3回食事を取ることをアドバイスする」と述べた。(編集KS)

「人民網日本語版」2023年7月25日

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