「一帯一路」(the Belt and Road)技術革新の取材で訪れた陝西省秦創原展示ホールの試験場では、AとBの2つの水槽の中で金魚が泳ぎ回っており、水槽の間にはマイナス196度の液体窒素の入った容器が置かれていた。Aの水槽で元気に泳いでいる金魚をスタッフが液体窒素の入った容器に入れると、超低温凍結技術によって金魚はたちまち凍り、まるで「死んでしまった」かのような状態になった。凍結した金魚を常温の水が入っているBの水槽に放すと、この金魚はたちまち元通りになり、再び元気に泳ぎ出した。現場のスタッフによると、この超低温凍結技術は、細胞の冷凍保存・復元分野で主に応用され、臨床医学研究を実践面から支えているという。(編集KM)
「人民網日本語版」2023年7月27日