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マイク役のアフレコを担当する人気司会者ホー・ジョン |
ピクサー映画「モンスターズ・ユニバーシティ」が今年の夏休みシーズンに公開されることが正式に決定した。これに先駆け、ピクサーはこのほど、主役のサリーとマイクの中国語アフレコを人気俳優・監督の徐◆(シュー・ジェン)と人気司会者の何▲(ホー・ジョン)が務めることを発表した。同映画は上海映画祭のオープニング上映作品にも選ばれている。「新京報」が伝えた。
「モンスターズ・ユニバーシティ」は、2001年に公開して世界的に大ヒットした映画「モンスターズ・インク」の主役たちの過去を描いた続編。「モンスターズ・インク」は残念ながら中国では公開されていないが、続編「モンスターズ・ユニバーシティ」でようやく中国の観衆の前にお目見えすることになった。「モンスターズ・ユニバーシティ」は大学時代に宿敵だったサリーとマイクが、いったいどのように真の友達へと変貌したのかを描いた笑いと感動にあふれた大冒険物語だ。同映画は21日より北米で公開される予定だが、中国大陸部での具体的な公開日時はまだ決定していない。北米と同時公開だという噂も流れている。
ピクサー映画が中国で公開される際、いつも中国の人気スターをアフレコに起用している。今回の「モンスターズ・ユニバーシティ」のアフレコには、昨年監督・主演作の「泰●」(Lost in Thailand)で中国語映画の興収記録を打ち立て大ブレイク中の徐◆と人気司会者の何▲が任命された。徐◆はピクサーというブランドネームに引かれたことを明らかにし、「ディズニーとピクサーのアニメ映画を見るのが好きだし、いままでアニメのアフレコはやったことがないので、新しい試み。わくわくする」と語った。一方、「レミーのおいしいレストラン」でアフレコを務めたことがある何炅は、再度アフレコのオファーを受けて、「以前『モンスターズ・インク』を見た時に、サリーとマイクのことがすごく好きになった。今回、マイク役のアフレコのオファーをもらって、ほとんど何も考えずに引き受けた」と説明した。
今年の上海国際映画祭では「ピクサー短編集」の特集上映も行われ、「晴れ ときどき くもり」(2009)「星をあつめる少年」(2011/第84回 アカデミー賞短編アニメ賞ノミネート作品)、「Pixar Intro Parody」(2010)、「マジシャン・プレスト」(2008)、「ザ・ブルー・アンブレラ」(2013)などの短編作品が公開される。(編集MZ)
◆は山へんに争
●は国がまえで上に「八」、下に「口」の下線なし
▲は日の下に火
「人民網日本語版」2013年6月5日
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