2012年台湾導入の中国大陸部ドラマ 総計約8000時間
6月10日から14日まで第19回上海テレビ祭が開催されている。台湾映画・テレビ館には台湾中華ラジオ・テレビ番組製作商業同業公会の企画で昨年より2社増加の計24社の会社が出展している。台湾のテレビ番組のプロモーションが主要な目的だが、同時に中国のテレビドラマも購入する。中華広電公会の汪威江・理事長は取材に応え、「出展した会社の主要目的は番組を『輸出』することだが、同時に優秀な番組を台湾に持ち帰るつもりだ」と語った。「大連晩報」が伝えた。
取材で明らかになったのは、昨年台湾が導入した中国大陸部のテレビ・バラエティ番組は計9000時間を超え、そのうち、テレビドラマが約7900時間を占めている。主なジャンルは時代ドラマだ。一方、中国大陸部が導入した台湾テレビドラマは約500時間。価格面では、台湾は「導入」・「輸出」共に、テレビドラマ1話あたりの価格は最高で2万米ドル(約189万円)に達している。
汪威江氏によると、今回の上海テレビ祭では大陸テレビドラマ20本を購入するつもりだという。「すでに購入する予定のテレビドラマはあるか?」と聞くと、汪威江氏は「まだ自分で展示会場をまわっていないが、『陸貞伝奇』を購入するかもしれない」と明らかにした。(編集MZ)
「人民網日本語版」2013年6月13日