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南京大虐殺の生存者約100人に 口述記録、来年完成 (2)

 ■生存者の記録をさらに充実化 「人生で訴える」

 これ以前にも、南京市の歴史研究家たちは相次いで生存者の証言集や生存者リストを出版していた。同記念館は新しく発見された生存者に対してビデオ撮影や録音などによる取材を行い、今まですでに約4000件の関連プロフィールを整理した。2007年12月に記念館がリニューアルオープンする過程で、南京大虐殺生存者の写真や関連資料が更に増えた。「20数年間にわたり行ってきた南京大虐殺生存者への調査と取材はある一定の成果を挙げたが、国際口述記録の関連学術規範や基準とは、まだ大きな差があり、さらに改善・向上していかなければいけない」と同記念館館長は語る。夏さんの場合、以前の証言では南京大虐殺が起こった1937年12月13日の体験しか記録を取っていなかったが、現在の証言では、家族を失った後、夏さんがどのように生きてきて、現在どのような状況にあるかなど、夏さんの一生に及ぶ証言を記録している。生存者の人生を通して、戦争が一般人にもたらした苦痛は一時的なものだけではないことを人々に伝えたいという。

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