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「日中関係の改善は長期的努力が必要」在中日本人留学生

 昨年9月に日本が釣魚島(日本名・尖閣諸島)を「国有化」したことで中日関係は再び冷え込んでいる。しかし、両国間の民間交流は決して完全に途絶えたわけではない。日本人留学生の林拓真さん(30)は環球網の特別企画「世界のネットユーザーが見る両会」の中で、両国関係に対する自分の認識を語った。現在の冷え込んだ中日関係を改善するには相当長い時間がかかると林さんは考えている。「環球網」が伝えた。

 北海道函館市出身の林さんは陝西師範大学中国語文学専攻の留学生として、中国で1年あまり暮らしている。伊藤さんは非常に流暢な中国語で「無錫が大好きです」と語った。

 今まで西安(陝西省)以外に上海と無錫(江蘇省)に行った事があるが、無錫が一番好きだという林さんは「無錫の太湖の風景は本当に美しかった」と語った。

 現在の中国の発展について、林さんは「現在の中国の経済発展の様子は1990年当時の日本に似ている」と語る。1990年は日本の経済が長期間停滞し始める「失われた10年」に入る年代だ。外国メディアが最近よく報道する「日本が経験したバブル経済は中国でも起こるだろう」という中国への警告は、中国が事実を以ってその推測が正しくないことを証明した。中国国内の生産総額の成長率はこの数年も7.5%以上の水準を維持している。中国は今後も継続して積極的な財政政策と穏健な貨幣政策を実施し、政策の連続性と安定性を保持し、将来性や指向性、適応性を増強していく見込みだ。

 冷え込んだ中日関係について、林さんは「両国間の政府の関係はあまり良くないが、経済領域や企業間の関係は良好だ」とし、「両国政府は努力して中日関係を改善してほしい。しかし、これは長い時間を必要とする問題だ」と語った。

 現在の中日関係の悪化が中国での林さんの生活に支障を来たしているかという質問に対して、林さんは「支障はない。周りが友好的でないという状況は現れていない」と答えた。また、日本のマスコミが報道する中国の内容と自分自身が実際に感じている状況とは異なっているという。中国に暮らす日本人は身の危険にさらされているとの日本メディアの報道に対し、林さんは「私は中国で安全に暮らしている」と否定した。(編集MZ)

 「人民網日本語版」2013年3月15日

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