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日本僑報社が中国理解の入門書「中国潮流」を出版

「中国潮流」の作者、杉田欣二氏(左)と日本僑報社の段躍中編集長(右)

 日本僑報社は3日、東京で出版座談会を開催し、中日メディアに向けて、中日経済・貿易の最前線で30年以上活躍し、現在は立命館アジア太平洋大学教授をつとめる杉田欣二氏の著作「中国潮流」の日本での出版の情報を伝えた。メディア関係者からは「長らく期待されていた中国理解の入門書」と呼ばれている。人民網が伝えた。

 「中国潮流」には杉田欣二氏が2009年から2012年にかけて日本の中国経済・貿易の専門紙「国際貿易」に連載していた文章が収められている。「国際貿易」は日中関係団体の中で最も長い歴史を持つ日本国際貿易促進協会(1957年設立)が発行する専門紙だ。同書の内容は中国の政治や経済の動向のみならず、中日関係の現状や将来についての多くの文章もある。環境や人口問題、メディアのありかたといった社会問題、中日観光交流、人気映画、流行語等の多くの分野が取り上げられている。同書は前から順に読んでも、好きな場所から読んでも、いずれもおもしろくわかりやすい。

 杉田欣二氏は元々日本の大型総合商社である丸紅商事の中国駐在員で、長期にわたって中日の経済・貿易の第一線に立ってきた、中国の改革開放と共に歩んだ中国通と言え、現在は立命館アジア太平洋大学で教えている。杉田氏は出版座談会の席上、「現在、多くの日本人は中国に対して『驚き』だけでなく『脅威』を感じ始めていると語った。しかし中国の改革開放の発展プロセスや、特に日中経済貿易交流の成果の理解を通じて、現在の困難な中日関係という背景の下で、日中友好の歴史をよりどころに、共に自己の行為を注視することで、相互理解が拡大し、中日の対立状況を乗り越えることができるとしている。

 日本僑報社の段躍中編集長は「杉田欣二教授は30年以上にわたる日中経済貿易交流の経験を通じて、日本の友人に中国の状況を理解するための詳細で系統的な入門の情報を提供しており、日本の友人の中国理解の促進、中日相互理解の推進に大きな意義を持つ。同書が中日公共外交の分野で役割を果たすことを望む」と語った。

 日本の有名作家、石川好氏、「朝日新聞」、「毎日新聞」、「日本経済新聞」、「東京新聞」等の日本の主流メディアの記者も座談会に参加した。(編集YH)

 「人民網日本語版」2013年9月5日

 

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