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自宅のような日本の高齢者の街 (3)

中国メディアが見る日本

 きめ細かなサービス 高齢者文化の発信地

 高齢者に安全で便利なショッピング環境を提供するため、巣鴨商店街ではいたるところに高齢者向けの配慮がなされている。商店街全体が車椅子に適した道路舗装で、数十メートルごとにAED(自動体外式除細動器)が設置され、多くの店員が応急手当のトレーニングを受けている。もし高齢者が倒れた場合、救急車が来る前に店員が応急措置をすることができる。商店街を歩くと、中央に設置されたベンチが目につく。これは高齢者がいつでも休めるように設置されたものだ。また商店街の入り口には、送迎用のバスもある。

 巣鴨商店街は現在、アジアだけでなく世界でも有名な高齢者の町になっており、その存在は一つのシンボルだ。日本高齢者医学会の専門家は「現在、巣鴨商店街は高齢者用品の集積地であるだけでなく、高齢者の生活文化の発信地でもある。高齢者の内面や好みを深く掘り下げることで、高齢者の文化を生み出している。例えば昭和年代のムードを再現したバーや、高齢者の精神をリフレッシュする映画館、高齢者向けクラブなどで、高齢者が社会から取り残されておらず、見捨てられていないという感覚を与える」。

 また専門家は巣鴨商店街の役割を評価している。「高齢者の町としての巣鴨商店街の発展の方向性は正しい。日本で高齢者人口が増加している現在、高齢者のニーズが高まっており、彼らのニーズをしっかり把握することは、ビジネス的な成功のみならず、社会の調和にも貢献する。高齢者の幸福と安定は極めて重要だ。巣鴨商店街は高齢者に肯定感や充実感をもたらし、彼らの晩年の生活をより幸せにする」。

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