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自宅のような日本の高齢者の街 (4)

中国メディアが見る日本

 感情のつながり 娯楽や集会の聖地

 日本の高齢者はショッピングを重要な社交活動と位置づけ、おじいさんやおばあさんは連れ立って巣鴨商店街へショッピングや食事、カラオケに訪れ、絆を深めている。彼らは少なくとも月に一度は訪れ、近くに住む高齢者はほとんど毎日現地をぶらついている。また多くの夫婦は巣鴨商店街でのショッピングをデートの機会にしており、夫は妻の洋服や化粧品選びにつきあう。

 巣鴨商店街の店員は一般に若者だが、高齢者のお客と笑顔で談笑する。町全体が高齢者で満ち溢れているが、しかし活気は渋谷や原宿など若者が集まる場所と変わらず、高齢者が自分を高齢者と意識することなく、若者のように快活に過ごしている。

 巣鴨商店街ではまた地域の親密感を生み出している。街角のカフェや寺は住民が集まり、おしゃべりを楽しむ場所だ。昼食時には、血圧計の販売店に多くの高齢者が集まる。ある60代の高齢者は「私は毎日ここに来て、健康講座を聞いたり、町の住民とおしゃべりする。生活は充実していて、まるで家にいるかのようだ」と語る。

 毎年夏になると、現地では有名な「朝顔市」が開かれ、道路両側に2000鉢以上の様々な色の朝顔が並ぶ。「落ち着き、勇気、自信」という花言葉の朝顔は、まさに高齢者の心境にぴったりだ。(編集YH)

 「人民網日本語版」2013年9月18日

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