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北京の病院、研究用に処女の女子大生の献血募集

 北京大学の電子掲示板(BBS)や北京師範大学の掲示板「蛋蛋網」に最近、「課題研究用に『静脈血』を提供してくれる、性行為の経験がない女子大生を募集中」との投稿がなされた。投稿者は「北京大学腫瘤病院遺伝室」だ。ネットユーザーからは、「なぜ処女じゃないとだめなのか?」と疑問の声が寄せられている。新京報が報じた。

 同課題グループのメンバー劉さんに取材したところ、「研究中のヒトパピローマウイルス(HPV)の検査には、陽性・陰性を判断するためのしきい値が必要。現在、世界で公認されているのは、処女の血清を比較する方法なので、陰性の血清サンプルを提供してくれる処女の女子大生を募集している」と説明した。

処女の女子大生の献血募集

 同投稿には、「HPVに関連した腫瘤の予防を促進するため、同課題グループは現在、HPVの血清抗体検査やその自然史の特徴を研究している。そのため、静脈血を3-5ミリリットル提供してくれる健康な女子大生100人を募集している」とし、「提供してくれた血から血清を取りだし、陰性と陽性の比較に用いる」と説明している。さらに、応募要項として、「年齢18-24歳で、性行為の経験がなく、健康状態が良好な人」を挙げている。採血の報酬として、1人当たり150元(約2400円)が、科学研究基金から支払われるという。

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