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「いずも」、帝国時代を懐かしむ日本の叫び (2)

 日本は孫悟空のように「五指山」にしっかりと押さえつけられなければならない運命にある。日本は「徳治」の伝統を欠き、歪んだ尚武精神を振りかざしており、「緊箍呪」で頭を締めつけるだけでは、この国を制約するには到底不十分だからだ。日本は民族全体が一度徹底的に歴史を反省し、文化と思想を再構築するのでなければ、その民族性格の海賊式進攻性、および「こちらから攻撃せねば攻撃される」という島国的危機感を徹底的に取り除く必要がある。

 日本は実力を膨れ上がらせることで自らを取り巻く地政学環境を再成形できると考えてはならない。先進的艦隊を建造し、大量破壊兵器を開発すればアジア太平洋における政治的、軍事的包囲網を突破できると考えてはならない。日本はこれまで米国の手中に握られてきた。今後は中国と米国が共に「如来の手のひら」となって、日本が中から飛び出すことのできないようにするのである。日本は「米国によって中国を牽制する」こともできない。日本の力は棋士となるには全く不十分であり、中米間の駒にしかなれないのである。

 日本は北東アジアが最も平和な時代に悲しみ、狂躁、そして力の崇拝に陥っている。日本は戦後の平和的軌道から離脱する意向を示し、様々な挑戦に向けて手ぐすね引いている。日本は先頭に立ってアジア太平洋地域に新たな「火薬庫」をつくり、自らをその中心に置く可能性がある。これが日本の本来の意図とは限らないが、日本が呼び起こしている政治的合力は最終的にこうした状況をつくり出すかも知れない。

 中国にとって日本は存亡に関わる脅威にはもうなり得ないが、ますます現実的な面倒となる可能性が高い。日本という国は力のみにひれ伏すようで、われわれが説得するのは困難だ。「護衛艦」と称する軽空母「いずも」に対して、中国は本物の空母の開発によって応ずるほかない。(編集NA)

 「人民網日本語版」2013年8月8日

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