外交部：李克強総理のASEAN関連首脳会議出席について (4)

五、ベトナム訪問について

　（劉氏）中国とベトナムは陸海相連なる重要な隣国で、共に社会主義国でもあり、共に両国関係の発展を強く重視している。今年に入り両国上層部は頻繁に接触。両国の友好を揺るがずに発展させる考えで一致するとともに、政治的相互信頼の強化、実務協力の拡大、敏感な問題の適切な処理について重要な共通認識にいたり、新たな情勢下で両国関係を把握し、推進するための方向性をはっきりと示した。中国はベトナム側と共に努力して、両党・両国指導者間の共通認識および協力文書をしっかりと実行に移し、中越関係の健全で安定した発展を促すことを望んでいる。

　訪問期間に李総理はベトナムの指導者と会談し、中越友好の発展、戦略協力の強化、南中国海問題の適切な処理について重点的に踏み込んで意見交換する。双方は「新時期の中越包括的・戦略的協力の深化についての共同声明」を発表し、経済・貿易分野の協力文書複数に調印する。

　李総理の今回の訪問は前向きな成果を上げ、中国・ASEAN関係、中国・ブルネイ関係、中国・タイ関係、中国・ベトナム関係を新たな段階へと押し上げ、東アジア協力の互恵・ウィンウィンの方向への着実な発展を促すと信じている。（編集NA）

　「人民網日本語版」2013年10月8日