天安門テロ事件、「東トルキスタン・イスラム運動」が犯行声明 (3)
■天安門テロ襲撃事件の詳細を発表
北京市警察当局は、これを厳密に画策された、組織的で計画的なテロ襲撃事件とほぼ断定した。28日12時頃、ウスメン・ハサンとその妻、母は車を運転して長安街の歩道に乗り上げ、故意に観光客らに突っ込んだ後、金水橋の柵に突っ込み、車内に積んだガソリンに点火して車を炎上させ、その場で死んだ。逃亡していた関係者5人は全て拘束された。
中国中央テレビ(CCTV)英語チャンネルの発表した天安門テロ襲撃事件の詳細によると、事件に使われた車両はベンツSUVで、ガソリンスタンド複数で400リットル余りのガソリンを積んだ。容疑者は事件前に3回下見をし、チベットの刃物数丁を所持していた。容疑者8人(3家族と1人)は新疆ホータン出身で、9月にテロ襲撃グループを結成。SUVを運転して北京に到着し、4万元のテロ資金を調達して、北京西城区に身を隠した。
■事件の整理
9月:テロリストがテロ襲撃を計画。
10月7日:テロリスト7人がSUVを運転して北京に到着。もう1人は鉄道で北京に到着。
10月23日:5人がウルムチに戻り、一家3人が北京に残った。
10月28日:テロリスト3人がSUVを運転して天安門広場に突入した。
(編集NA)
「人民網日本語版」2013年11月26日