2013年11月22日    ホームページに設定人民網モバイルニュース配信メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:17:27 Nov 22 2013

中国は行動によって人道主義の何たるかを示す

 台風30号で甚大な被害を受けたフィリピンに対して、国際社会が救援活動を展開している。中国の政府と民間組織はフィリピンの被害をわがことのように感じ、自国も自然災害をこうむる中、義援金、救援物資、救援隊の派遣など様々な方法で相次いでフィリピンを支援している。(文:周勇・国防部<国防省>国際伝播局幹事。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)

 どこかの国が困難に直面すれば、世界が支援する。その核心にあるのが人道主義だ。だが一部の外国メディアは早々に救援活動を「国際政治パフォーマンス」に引きずり下ろし、「パフォーマンス」水準の高低で判定を行い、中国の救援活動を「けちけちしており」、「外交的失敗」だと見ている。一部の者にとって、この「救援パフォーマンス」は地政学的状況、軍事展開能力の競争でもある。彼らは救援活動の本質が「人道主義の実行」であることを故意または無意識に忘却している。

 雑音、騒音、誤解、さらには批判を前に、中国は泰然として常に自らの行動準則・歩調に従い、被災状況の推移と被災国の実情を緊密に注視し、救援活動を漸進的に実施している。これは自らの考えと被災国のニーズに基づく決定だ。雑音であれ誤解であれ、中国には傷ついたり怒っている時間はない。現在最も重要なのは被災者を救う確かな行動であることを中国はよくわかっているからだ。何といっても、人道主義を実行するのは口先ではないのだ。

 行動は語る。2度の義援金、支援物資に続き、20日午後には中国赤十字救援隊がフィリピンに急行した。21日には中国海軍の病院船「平和の方舟」が被災地へ出発した。「中国式」救援活動は目立たないが、実務的で実効性あるものであり、善行や喜捨を好み、人々の困難を救うために駆けつけ、義侠心に富む、しかもそれをアピールすることは不得手な中国の一貫した特性の表れだ。

[1] [2]

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古