広州モーターショーが開幕
広州モーターショーが22日、正式に開幕した。会期は昨年より1日短い9日間。21日がメディア向け公開日で、22-30日が正式な会期となる。広州モーターショーは過去10回開催され、展示面積は第1回の5万平方メートルから昨年は20万平方メートルまで拡大。出展企業も236社から737社に増加し、中国で最も影響力あるモーターショーの1つとなっている。
今回は計13の展示館を設け、78の有名ブランドが出展。60余りのブランドが新車を発表し、915台が展示され、ほぼ全ブランドの上級管理職が会場に姿を見せる。世界初発表の車、アジア初発表の車、中国初発表の車、およびコンセプトカーが強い増加の勢いを保っている。
ほぼ全ての有名自動車メーカーが展示に力を入れている。ベンツ、BMW、フォルクスワーゲン、GM、フォード、クライスラー、PSA、トヨタ、ホンダ、日産、三菱、マツダ、スバル、現代自動車などグローバル企業が依然最大の陣容を誇るほか、東風、第一汽車、上海汽車、広州汽車、長安、奇瑞、吉利、長城、比亜迪など中国の自主ブランドも中国発の新技術を展示。英国のロータス、マクラーレン、スウェーデンのケーニッグゼグ、フランスのブガッティなど欧米の高級ブランドも始めてメーカーとして広州モーターショーに出展した。
中国国際貿易促進委員会自動車業界分会の王侠会長は「広州モーターショーはすでに世界的に非常に重要なマーケティングの舞台に成長した。グローバル企業の世界戦略の非常に重要な一部だ」と指摘。「フォルクスワーゲンは傘下の7つの重要ブランドの車を1つの展示館で展示し、中国の上海汽車集団も初めてグループとして全てのブランドを展示した。広州モーターショーが健全な軌道に乗り、各ブランドが華南市場のシェアを争ううえで最も重要なモーターショーの1つになりつつあることがわかる」と述べた。
注目度の高い完成車の展示以外の、今年の最大の目玉の1つが、同時に開催される独立運営の広州国際自動車部品・用品展および「中国国際自動車販売業者サービス展2013」だ。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年11月22日