南沙諸島海域で漁業保護を常態化
農業部(農業省)南中国海区漁政局によると、中国は権益維持・漁業保護活動の直面する新たな試練に対処するため、南沙(英語名・スプラトリー)諸島海域で漁業保護を常態化し、同海域で操業する中国漁民の正当な権益を的確に保護する。
同局の呉壮局長は「今年は我が国の権益維持・漁業保護において新たな試練が集中する年だ。漁政当局は権益維持・漁業保護活動の着実な実行を中心に、活動状況に対する認識を統一し、強い責任感をもって権益維持・漁業保護の各活動を積極的に推進する」と説明。「今年の権益維持・漁業保護活動の重点は黄岩島(英語名・スカボロー礁)をしっかりと監視し、美済礁(英語名・ミスチーフ礁)をしっかりと守り、西沙諸島と北部湾(トンキン湾)の監視・管理を強化し、南沙諸島で漁業保護を常態化することだ」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年2月25日