中国とオーストラリアの定期首脳会談制度が始動
【中日対訳】李克強総理は9日、オーストラリアのギラード首相と会談した。 |
李克強総理は9日、オーストラリアのギラード首相と人民大会堂で会談した。
李総理は「安定して健全に発展する中国・オーストラリア関係は両国の根本的利益に合致し、地域と世界の平和・安定・発展にもプラスだ。本日われわれは両国総理の年次定期会談制度を正式に始動した。オーストラリア側と共に『中豪共同声明』の精神を堅持し、ハイレベル交流を緊密化し、戦略面の相互信頼を強化し、相互信頼と互恵・ウィンウィンに基づく戦略的パートナーシップを構築し、拡充し、完全なものにしたい」と述べた。
また「両国協力の深化は条件が整っており、それ以上に必要性がある。双方は各自の発展戦略の観点から、力を合わせ、協力レベルを高め続けるべきだ」と指摘した。
ギラード首相は「豪中の戦略的パートナーシップ構築は両国関係が新たな段階に進んだことを示している。中国側と共に努力して、定期首脳会談制度その他様々な対話制度を成功させ、マクロ政策の調整を強化し、相互信頼を深め、各分野の協力を促し、アジア太平洋の平和・安定・繁栄維持に貢献したい」と述べた。
会談後、両首脳は再生可能エネルギー、融資、麻薬撲滅、発展支援などの分野の協力文書の調印式に出席した。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年4月10日