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薄煕来被告の初公判が開かれる


 収賄、横領、職権乱用の罪で起訴された薄煕来被告の初公判が22日、山東省済南市の中級人民法院(地裁)で開かれた。薄被告と証人が出廷し、薄被告の親族、人民代表大会代表、政協委員、報道陣、各界の大衆ら100人余りが傍聴した。
 
 8時43分に裁判長の王旭光副院長が開廷を宣言。検察官が起訴状を読み上げた。

 起訴状によると、薄被告は1999年から2012年までの間、大連市人民政府市長、大連市党委員会書記、遼寧省人民政府省長、商務部長(商務相)などの職務上の地位を利用して、大連国際発展有限公司の唐肖林社長、大連実徳集団有限公司の徐明取締役会長の依頼で、関係機関・個人のために輸入自動車割当額の申請、石油化学事業の届け出などで便宜を図り、直接または妻の薄谷開来、息子の薄瓜瓜を通じて上述の2人から計2179万元相当の金品を受け取った。遼寧省人民政府省長だった2002年に職務上の地位を利用し、他者と結託して大連市人民政府の公金500万元を横領した。重慶市党委員会書記だった2012年1月から2月にかけて、薄谷開来の故意殺人容疑の摘発および当時重慶市人民政府副市長だった王立軍の反逆逃亡の前後、規定に違反して薄谷開来の故意殺人容疑の再捜査の妨害、王立軍が「休暇式治療」を受けるとの虚偽情報の公表の認可など一連の職権乱用行為を働いた。この行為は上述の事件の速やかな法にのっとった捜査を不能にし、また王立軍反逆逃亡事件の発生を招いた重要な原因であるうえ、特に悪質な社会的影響をもたらし、国家と人民の利益に重大な損害を与えた。経緯は特に深刻であり、薄煕来は収賄罪、横領罪、職権乱用罪で刑事責任を追及されるべきである。
 
 薄被告は収賄の起訴事実について陳述を行ない、否認した。検察官と弁護人がそれぞれ被告人、および証人として出廷した大連実徳集団有限公司の徐明会長に尋問を行なった。検察官が証拠を提出し、検察側、弁護側双方が十分な証拠調べを行なった。法廷は薄被告の全ての発言申請を許可。被告人と弁護人は十分に意見を述べた。

 薄被告は精神的に安定し、健康状態も正常だった。傍聴は秩序が保たれ、整然としていた。

 午後6時頃、裁判長が休廷して23日に第2回公判を開くことを宣言した。

 済南市中級人民法院は公判の様子を微博(ウェイボー・ミニブログ)上で直ちに伝えた。また、公判の状況について午前と午後の休廷後に報道陣に発表した。(編集NA)

 「人民網日本語版」2013年8月23日

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