外交部:香港人人質事件遺族の要求を比側は重視すべき
外交部(外務省)の華春瑩報道官は7日の記者会見で、香港人人質事件に関する質問に「香港人人質事件における中国政府の立場は一貫した、明確なものだ。中国はフィリピン政府に対して、被害者遺族の要求と懸念を強く重視し、的確で実効性ある措置を講じ、問題の適切な解決策を早急に打ち出すよう促す」と表明した。
記者:アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議期間に、香港特区の梁振英長官は習近平国家主席との会見で、香港人人質事件への配慮を中央政府に要請。習主席はこの件についてフィリピン政府とフォローアップをする方針を表明した。中国側はさらにどのような措置を講じるか。
華報道官:香港人人質事件における中国政府の立場は一貫した、明確なものだ。われわれはフィリピン政府に対して、被害者遺族の要求と懸念を強く重視し、的確で実効性ある措置を講じ、問題の適切な解決策を早急に打ち出すよう促す。香港特区政府とフィリピン政府がこの件について緊密な意思疎通と協議を継続することを支持する。中国側はすでに外交ルートを通じてフィリピン側にこの立場を伝えた。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年10月8日