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北京の病院、研究用に処女の女子大生の献血募集 (2)

陽性と陰性の比較に処女の血が必要

 劉さんら科学研究グループのメンバーは北京大学医学部の研究者で「これまでに50人以上がサンプルを提供してくれた」という。

 世界的な慣例では、陽性と陰性の比較に処女の血が用いられる理由について、劉さんは、「HPVに感染している可能性が低いから」と説明する。

 一方、献血者が処女であるかを確認する方法に関して、劉さんは、「当グループが性的な検査を実施することはできない。申込者を信頼するしかない」とした。

投稿は削除

 同病院の何忠虎・副研究員は、「西洋では、提供者に個人情報や性行為の経験の有無を報告してもらうのが一般的な方法になっており、良い成果を得ている。我々試験スタッフは提供者が誰か、どこの人かなどには注目しない。HPVに感染した経験がなく、陽性と陰性を比較するための基準に合致していればそれでいい。これは一種の方法論の模索」と説明している。

 また、北京協和医学院でHPVのワクチンを研究しているあるスタッフも、「HPVの血清抗体検査をするには、まずHPVに感染していない人のサンプルを参考にしなければならない。HPVの感染経路は主に、性行為。性行為の経験がない18-24歳の女性のHPV感染確率が最も低い」としている。

 一方、北京大学腫瘤病院倫理委員会のスタッフは、「関連の研究には事情を理解している人の同意が必要で、研究の過程でも監督が必要」との見方を示している。

 12日夜、「蛋蛋網」と北京大学のBBSの同投稿はいずれも削除された。(編集KN)

 「人民網日本語版」2013年9月13日

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