2012年11月14日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:10:19 Nov 14 2012

「道徳心の欠如」を許さない時代の加藤嘉一考

 加藤嘉一氏の公式ブログは、10月30日まで更新されていた。加藤氏はこの日、釣魚島(日本名:尖閣諸島)をめぐる中日両国の紛糾に関する文章を投稿したが、従来と同様、中国の人々が望むような明確な立場での彼の主張を打ち出すことはなかった。新京報が報じた。

 10月30日以来、彼はブログで口を閉ざした。北京大学留学生、プロデューサー、プランナー、司会者、メディア・コメンテーター、コラムニスト、編集者、同時通訳者、日本語教師、陸上長距離選手、柔道選手、交渉人など、数多くの肩書きを持つ加藤氏は、将来的には政界入りを目指すと同時に、より多くの重要な肩書きを持つ「中国で最も有名な日本人」になろうとしていた。この日、経歴詐称疑惑を日本のメディアに暴露され、社会的名声や地位が総崩れする危機に直面している。

 加藤氏の経歴詐称に対する中国社会の反響は、両極端に分かれた。

 ひとつの反応は、「喝采」だった。加藤氏自身、彼の背後にある価値観、それによく似た価値観を持ったメディアに対する憤りが、「喝采」という表現方法で最終的に示されたのだ。加藤氏は、価値観に問題があるメディアにかつぎ上げられたペテン師であり、このペテン師は、以前世間をさわがせた某有名若手作家と同様、社会と国家に対するメディアの極端な無責任さを象徴している。そして今、加藤氏の不正が暴かれたことは、歴史的な勝利であり、これがドミノの始まりとなって、氏の背後にあるメディア全体や市場も次々と倒れていくことを、人々は切望している。さらに重要なポイントは、加藤氏のような中途半端なペテン師がやり玉に上げられたことで、代筆や容貌、言葉遊びを使ってぼろ儲けした正真正銘のペテン師であるのあの青年作家が、最後に本性を暴かれる日は、それほど遠くないと予想されることだ。

[1] [2]




理工系男子学生が「女子学生祭」を自主開催

日本人万里の長城遭難 救助時の写真が公開

革命聖地を昨年訪れた観光客、延べ5.4億人 中国

メコン川中国人13人射殺された事件、昆明で一審判決

中国の美人女優范冰冰、長江商学院EMBAコースに入学か

日本の「走って逃げる大根」がネットで話題に

孔子の子孫とイタリアの画家が国際結婚 挙式は中国式

北京八達嶺高速道路 大雪で2千人が身動き取れず

加藤嘉一氏、「東大合格はウソ」と謝罪

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古