インド女性から見た中国の暮らし「男女平等で安全」
インド紙エコノミック・タイムズのウェブサイトは7日、「中国では、女性が天の半分を支えている」と題する女性記者の記事を掲載。「中国の女性は歴史の中で、世界的に見ても最も抑圧を受け、幼いころに婿になる男児が決められ、その家庭に買い取られ養育されていた。教育を受けることはできず、売春を強要される劣悪な環境だった。それを毛沢東・中国初代主席が一変させた。毛主席は『天の半分は女性が支えている』と説いた」としている。中国紙「環球時報」が報じた。
以下は同記事の主な内容。
毛主席は、社会の発展において女性が重要な役割を果たすことを理解していた。そして現代の中国において、女性の社会的地位は過去に比べて大きく向上し、政治や経済、社会など各分野で、男性と同等の権利を有し、各方面で自由を得ている。これは画期的な変化と言え、このように女性を高く評価している中国社会を目にすると、私は中国語を上手に話せるわけではないが、今後も中国で暮らしたいと感じる。
中国において、女性は安全な生活を送ることができる。路上で、わいせつな行為を受けたり、嘲笑されたりなど、異常な状況に遭うことはない。私にとってこれは、夜中の11時に友達のバースデーケーキを買いに出かけるとしても、男性や友人に付き添ってもらう必要はないということだ。私は北京で、よく女性ドライバーのタクシーに乗って帰宅する。夜に出かけても、恐怖を感じる必要はない。
私は中国の法律執行部門に感謝している。これらの保護がなければ、私は夜間でも安全に外出できる便利な生活を楽しむことはできない。中国で、強姦罪は最高懲役10年の罰が科せられる。さらに、「中華人民共和国刑法」が規定している「悪質な事件」の場合、強姦犯でも死刑に処される。また国営メディアもそのような事件を報道していることが、犯罪抑制につながっている。
女性が被害者となる犯罪に対して厳しい罰則が制定されているだけでなく、監督・管理も行き届いている。北京や上海などの大都市の路線バスで、痴漢などのわいせつな行為に遭った時、警察に通報すると、警察が次の停留所で待ち構え、犯人を逮捕してくれる。中国の関連の法律は速やかに執行され、簡潔で有效、かつ毅然としている。(編集KN)
「人民網日本語版」2012年12月10日