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大陸部のメガヒット映画「Lost in Thailand」、台湾での公開なし

 台湾で公開される大陸部映画は、年間わずか10本に制限されており、大陸部で大ヒットした話題作が全て、台湾で上映されるとは限らない。台湾影視局は15日、今年台湾で上映される大陸部映画の作品リストを発表した。驚異的な興行収入を記録した話題作「Lost in Thailand」(原題:人再◆途之泰◆)は入選がかなわず、台湾での公開は夢と化した。中新網が16日、台湾「今日新聞網」報道を引用して伝えた。

 台湾文化部門による大陸部映画割当枠の選考方法は、抽選方式に改められ、今年台湾で上映される10作品が発表された。昨年の台湾版アカデミー賞「金馬奨」にノミネートされた「浮城謎事」や「神探亨特張(Beijing Blues)」が入選、今年、台湾映画ファンの前にお目見えする。

 このほか、「中国先生」(陳可監督)、「王の盛宴」(陸川監督)、「捜索」(陳凱歌監督)、「硬漢(アンダードッグ)2:奉陪到底」、「黄金大劫案」、「母語」、「整容日記」、「一九四二」(馮小剛監督)が入選した。

 何より残念だったことは、大陸部での興行収入が12億元(約56億台湾ドル=約170億2800万円)に達したメガヒット作「Lost in Thailand」が、抽選の結果第12位に終わり、補欠にとどまったことだ。同作品の公開を長く待望していた台湾の映画ファンからは、「あまりにもひどすぎる」と失望の声が相次ぎ、抽選という割当作品の選考方法について疑問視する意見も数多く出た。(編集KM)

 *◆は国がまえに八の下に口の下線なし

 「人民網日本語版」2013年1月18日

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