タイへの中国人観光客が第1四半期に100万人突破
タイ観光・スポーツ省が29日発表した統計によると、今年第1四半期に同国を訪れた中国人観光客は昨年同期比93%増の延べ112万人に達した。3カ月間で100万人を突破したのは中国が初だ。中国人観光客の大幅な増加に伴い、第1四半期の外国人観光客数は18.94%増加し、過去最高の延べ682万8700人に達した。
タイ政府観光庁のスラポン総裁は中国人観光客の激増を歓迎。「様々な経済的試練や地政学的・政治的不安定性の下、観光業が引き続き経済への貢献の柱となることはタイにとって非常に重要だ。観光業は引き続きタイに収入と雇用をもたらす」と述べた。2012年にタイを訪れた外国人観光客は延べ2230万人。このうち中国は延べ270万人で初めてマレーシアを抜き最大の観光客出身国となった。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年4月30日