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<企画>日本の右翼政治家が靖国神社を参拝

 ■日本の閣僚による靖国神社参拝

  日本の麻生太郎副総理兼財務相と古屋圭司国家公安委員長は21日、靖国神社をそれぞれ参拝した。新藤義孝総務相も20日に参拝しており、安倍内閣閣僚による靖国参拝は今年すでに3人目となる。日本メディアは「中国や韓国との外交関係を考え、安倍晋三首相は春季例大祭期間に靖国神社を参拝しないことを基本的に決めたが、首相名義で供え物を奉納した」と報じた。安倍氏のこの行動は、参拝すれば周辺国の不満を招くし、参拝しなければ7月の参院選で保守層の支持を失うことへの懸念によるものと分析される。>>>詳細へ

 ■日本の国会議員168人による靖国神社参拝

  日本の超党派議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」のメンバー168人が23日午前、A級戦犯の位牌を祀る靖国神社を参拝した。共同通信によると、国会議員100人以上による参拝は2005年10月以来。参加者には与党自民党の高市早苗政調会長らもいる。彼らは春季例大祭に合わせて参拝を行った。>>>詳細へ

 ■隣国と日本国内の反応

  日本の複数の閣僚がこのほど相次いで靖国神社を参拝したことに、隣国と日本国内の世論から強烈な不満が上がっている。韓国外相は訪日を取り止め。韓国外務省は22日、今月末に予定していた尹炳世外相の訪日を取り止めたと発表した。現在の情勢から言って、日本側と会談しても実効性ある進展は見込めないというのが理由だ。日本国内では強烈な反対の声。日本の最大野党・民主党の海江田万里代表は22日の記者会見で「靖国神社参拝はすでに外交関係に悪影響をもたらしている。高官は政権中枢として大局に配慮して行動しなければならない」と指摘した。>>>詳細へ

 ■中国外交部報道官の記者会見


  靖国神社問題は日本の為政者が自国の過去に誠意をもって向き合っているか否か、日本軍国主義による侵略の歴史を正しく認識し、対処しているか否か、被害国人民の感情を尊重しているか否かに関わる。中国人民を含む各国人民は見守っている。>>>詳細へ

 どのような形や立場によるものであれ、日本の指導者による靖国神社参拝の本質は、日本軍国主義による侵略の歴史を否認する企てである。アジア隣国と国際社会にとって、日本側の行為およびその意図、動向は強い警戒に値する。>>>詳細へ

 ■評論・分析

 中国はこの2日間の安倍内閣の行動を「深刻なもの」と位置づけ、日本側に厳しい申し入れを行うとともに、ある程度の反撃措置を取るべきだと考える。これは靖国神社問題で譲歩はしないという断固たる姿勢と同時に、いかなる深刻な挑発に対しても反撃するという揺るがぬ決意を日本側に示すためである。日本は中国側の反応や中日関係の螺旋式悪化を恐れずともよい。だが日本人は、こうした念入りな心理活動を中国が蔑視しているということをはっきりと理解しなければならない。>>>詳細へ

 国会議員による靖国神社集団参拝、右翼分子による中国の釣魚島海域での挑発・騒動といった具合に今日の日本はどんどん隣国に対する姿勢を強硬にし、周辺との関係に対立をもたらしている。こうした現象の背後には現実の政治的利益による後押しもあれば、集団的な観念・認知の問題もある。一歩一歩強まる日本のこうした挙動は、すでに地域政治に悪い結果を引き起しているし、今後も引き起し続ける。中日関係の立て直し、韓日関係の改善が一段と困難になるのは必至で、この地域での日本の孤立も同時に深まる。>>>詳細へ

 (編集YX)

 「人民網日本語版」2013年4月24日

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