アシアナ機事故 韓国、63人の事故原因調査団を派遣
サンフランシスコ国際空港で韓国アシアナ航空の旅客機が着陸に失敗、炎上した事故に絡み、韓国側は、63人から成る事故原因調査団を特別機でサンフランシスコに派遣した。調査団の内訳は、韓国国土交通部や外交部など政府関連部門の職員8人、アシアナ航空調査チームメンバー18人、メディア記者37人。一行を乗せた特別機は、現地時間8日午前7時頃、現地に到着する予定。韓国国土交通部によると、調査団は現地到着後、米国家輸送安全委員会(NTSB)と共同調査を進める方針という。共同調査には、米連邦捜査局(FBI)やボーイング社も協力する。調査団は、事故機のフライトレコーダー(ブラックボックス)から、原因解明のための重要な手掛かりとなる情報が得られる可能性が高いと期待している。
韓国国土交通部航空政策室のチェ・ジュンホ(崔政浩)室長は、「事故原因について、現段階ではいかなるコメントもできない」と話した。チェ室長によると、航空機事故の原因解明には通常、最低6カ月、長ければ2年間かかるという。機体の損傷状況がそれほど酷くないため、今回の調査結果は、かなり早く出るのではないかと予想される。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年7月8日