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合肥に住み始め、スイカが大好物になったKideaさん |
○スイカが大好物のアフリカ人女性
合肥市五里◆(土へんに敦)街道劉居団地に、シエラレオネ共和国から合肥に来たばかりの女性がいる。彼女はKidea(21)さんといい、3年前に合肥出身の胡俊峰さんとシエラレオネで知り合い、結婚した。1カ月余り前、Kideaさんは夫に連れられ、初めて合肥の土を踏んだ。
「暑い!」-Kideaさんが飛行機から降りた時、最初に発したこのひと言を、夫の胡俊峰さんは良く覚えている。合肥に住み始めてから、Kideaさんは滅多に外出しない。言葉が通じないだけではなく、あまりにも暑いことが原因だ。
夫の胡さんによると、シエラレオネは熱帯に属するが、夏は雨が多く、朝晩の温度差が激しく、高温天気が続くことは滅多にないという。「妻はスイカを好んで食べるようになった。合肥の人々は、夏はスイカを頻繁に食べて、喉の渇きをいやし、体温を下げる。妻もすぐに適応してスイカを食べ始め、だんだんと好きになったようだ」と胡さん。
Kideaさんは少し前、マーケットに出かけて日焼け対策グッズを一式買いそろえた。夫の胡さんは、「妻が外出するとくには、日傘が必需品だ。近所の人たちは、その姿を見て、『アフリカ出身なのに、暑さに弱いなんて』を信じられない様子だ」と話した。
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