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暑さ続く合肥 アフリカ人も「避暑のため帰国したい!」

漢字を勉強するMadomiさん

 合肥ではここ数日、厳しい高温天気が続いている。同地に住むアフリカ人でさえも、「合肥はあまりにも暑い!冗談ではなく、避暑のために帰国したい!」と、耐え難い暑さに悲鳴を上げている。同市蜀山区に住むアフリカ人に、最近の天気や合肥での「高温生活」について取材した。合肥晩報が伝えた。

○運動愛好家が「オタク」に変身

 ベナン共和国出身のMadomiさん(30)は、昨年10月から安徽農業大学で生物臨床学を学んでいる留学生だ。

 合肥で生活し始めてすでに10カ月が経ち、Madomiさんは、現在の酷暑を除けば、同地での生活にすっかり慣れたと語る。「私は合肥が大好きだが、この暑さは大嫌いだ」。

 先週日曜の午後、Madomiさんは、数人の中国人のクラスメートとキャンパスでバレーボールを楽しんだ。日頃から体力とスタミナには自信があるMadomiさんだが、その日はバレーボールを早めに切り上げざるを得なくなった。「とても暑い日だった。突然、息苦しさと眩暈を感じ、両脚に力が入らなくなった」と、Madomiさんはその時のことを回想した。中国人の友人によると、どうやら熱中症にかかったようだった。
 
 Madomiさんはこの日から、インドア生活に切り替えた。1日の多くの時間を図書館や寮で過ごし、野外活動にはほとんど参加せず、もちろん大好きなバレーボールもお預けだ。中国人の友人は、Madomiさんが「スーパー・オタク」になったと冷やかした。彼の肌の色は、合肥の暑さで前よりさらに黒くなり、「日焼け止めが必要だ」とユーモアを交えて話した。

 Madomiさんによると、彼の母国ベナンはアフリカ西部に位置し、熱帯気候に属し、気温は年中30℃前後だが、34℃を超えることは滅多にないという。「合肥の夏が祖国ベナンより暑いとは、想像もつかなかった」と彼は語った。

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