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今年の洪水・冠水災害5つの特徴 中国

 雨季の増水期に入って以来、中国各地では相前後して18回、広範囲にわたる強い降雨に見舞われた。持続的な降雨の影響を受け、全国で警戒水位ラインを上回った河川は290本を上回り、19本では観測史上最高水位を記録した。人民日報が報じた。

 21日時点での国家洪水・干害防止総指揮部の統計データによると、今年に入り、全国30省(自治区・直轄市)の約2100県(市・区)に住む7984万人が洪水・冠水災害の被害に遭い、575人が死亡、340人が行方不明となった。
 
 国家洪水・干害防止総指揮部弁公室の束慶鵬・報道官は、今年の洪水・冠水災害の特徴として、次の5点を挙げた。

 1 災害による犠牲者は、例年同期より少ない。2000年同期と比べ、死者の数は4割減少している。

 2 被災エリアが比較的集中している。黒竜江・遼寧・広東・四川・吉林など13省の一部地域での被災状況はかなり深刻で、死者数は全国総数の83%、直接経済損失は全国の50%以上をそれぞれ占めた。

 3 地滑り・土石流災害が目立つ。地滑り・土石流災害による犠牲者は全体の6割を占め、山津波による犠牲者は約3割を占めている。

 4 一部都市における冠水被害がかなり深刻。県級以上の18都市が浸水被害に見舞われ、長沙・南京・杭州などの省都都市も、かなり深刻な冠水被害を受けた。

 5 台風による洪水・冠水災害の割合は、例年同期より少なく、今年の洪水・冠水被害全体の9%にとどまっている。(編集KM)

 「人民網日本語版」2013年8月22日

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