携帯電話実名登録制、9月から実施 北京 (2)
○実名登録しないとプラン変更が不可能に
今回の実名制導入を社会に徹底的に浸透させるため、三大キャリアは強硬手段を講じる構えだ。9月1日以降、SIMカード取扱業務においては、例外なく実名登録制度を強制的に実施し、実名で登録されていないSIMカードについては、料金プランの変更などができなくなる。
中国聯通のカスタマーサービス担当者は、「例えば、街頭にある新聞スタンドで販売されている如意通などのSIMカードについては、9月1日以降でも使用可能だが、実名で登録していない場合は、オプションサービスの追加や料金プランの変更ができなくなる」と指摘した。
電話利用者の実名登録制度が導入された後、利用者の個人情報が絶対に漏洩しないという保障は得られるのだろうか?北京移動はこれについて、「弊社は各種措置を講じ、ユーザー情報の管理業務の質を高めている。特に、各販売店舗での契約は、明確な管理規定と管理制度にもとづく条件に沿って進められる」とコメントした。
北京聯通も、「弊社には一連の関連規定が設けられており、各販売店では、権限ある明確な条件にもとづいて契約が行われる。万が一、問題が発生すれば、担当者レベルまで責任を追及することが可能だ」としている。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年8月27日