10月の北京、「煙霧日」が半数 (2)
■対策:赤色警報発令時は監査業務用の公用車も利用禁止
「北京市大気重度汚染緊急マニュアル(試行)」がこのほど発表された。緊急マニュアルによると、大気汚染レベルが最も高い赤色警報が発令された場合、公用車の80%の利用禁止や全市規模でのナンバープレート末尾の偶数・奇数による通行制限といった措置が講じられる。
公用車が規則に違反しているか否かの監督管理の方法について、市交通委員会副主任兼報道官の方平氏は、次の通り語った。
通告が定める範囲内で、市交通委員会が規定にもとづき車両情報を取りまとめ、関連部門が査定する。公用車の6割の車両ナンバーが交通管理システムに記録される。緊急通達が発せられ、公用車利用禁止が発令されると、この6割が無条件に利用禁止となる。残り4割の公用車は、ナンバープレート末尾の偶数・奇数による制限措置の適用対象となる。これにより、公用車の80%を利用禁止とする目標が達成される。紀律検査監察機関は、公用車の利用停止状況について、サンプリング検査を実施する責務を担っている。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年11月1日