新疆ウイグル自治区初の高速鉄道、来年開通へ工事着々
建設中の甘粛省蘭州市と新疆維吾爾(ウイグル)自治区烏魯木斉(ウルムチ)市を結ぶ旅客運輸専用路線(蘭新線第二複線)のうち、新疆維吾爾自治区区間のレールを敷く工事(710キロ)がこのほど完了した。同自治区初の高速鉄道は、来年の年末開通に向け準備が着々と進められている。経済日報が報じた。
同路線は全長1776キロで、一度の建設としては世界最長の高速鉄道となっている。同路線は途中青海省西寧市を挟み、東の蘭州市と西の烏魯木斉市を結んでいる。同路線は今後、隴海線(江蘇省連雲港市-蘭州市)や蘭渝鉄道(蘭州市-重慶市)、包蘭線(内モンゴル自治区包頭市-蘭州市)、青蔵鉄道(西寧市とチベット自治区ラサ市)などと共に中国西部の鉄道網を構成する。甘粛省と青海省、新疆維吾爾自治区の「新シルクロード経済ベルト」に心強い高速鉄道ルートが加わることになる。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年11月20日