11月11日は独身の日 天猫では開始55秒で売上1億元突破 (2)
これまでの独身の日には、各サイトのシステムエラー、宅配業者の倉庫が「パンク」するという事態が発生していたが、今年もこれが再演されたのだろうか。
アリババ・グループの技術保障を担当する劉振飛副総裁は、「今年は独身の日に向け、耐負荷性能を昨年の倍以上に拡大した。これにより全国の数億人のネットユーザーが、同時に天猫にアクセスできる。天猫やタオバオなどの携帯ワイヤレス端末の耐負荷性能は、昨年の25倍に拡大された」と述べた。
昨年の独身の日には、天猫とタオバオだけでも7800万件の小包が発送されたが、今年はこれが1億5000万件に達する見通しとなっている。中国13大宅配業者は分配センターを150カ所以上、宅配物処理用地を200万平方メートル以上追加した。また多くの宅配業者は当日の宅配問題を解決するために100機以上の輸送機を調達した。
国家郵政局は、今年の独身の日期間(11月11-16日)に、全業界が処理する郵便(宅配便)業務量が3億2300万件を超えると予想した。郵便物が倉庫内で「パンク」するという事態を防ぐため、広東省は分配センターを20カ所余り増築・新築し、宅配物処理用地を約30万平方メートル拡大し、緊急対応スタッフを5000人以上増加・確保した。
EC企業の価格行為を規範化するため、北京市発展改革委員会は価格クレームのホットライン(番号は12358)を24時間開通する。
専門家は消費者に対して、「ショッピングを楽しむと同時に、理性的な消費を心がけ、収入とにらみ合わせて支出するべきだ。また低価格商品に含まれる偽物や非合法の商品に注意する必要がある」と警鐘を鳴らした。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年11月11日