スタンダードチャータード銀行:中国の工業利益回復へ
http://duiyi.j.people.com.cn/content.php?id=1728 工業企業は今年、経済危機の苦しみを嫌というほど味わい、利益は数カ月連続でマイナス成長となった。しかし、スタンダードチャータード銀行がこのほど発表した報告によると、中国の工業企業はまもなく苦難から脱却するという。北京晨報が伝えた。
同報告は「工業企業の状況は依然として厳しいが、来年初旬には在庫調整が進み、企業の生産、投資、収益が徐々に回復するだろう。中国の工業企業の利益はすでに底打ちしており、2013年初旬には成長が回復する見込み」と指摘した。
工業企業の利益率と成長率は2010年にピークに達したが、欧州債務危機の発生に伴い、2011年下半期以降徐々に減速した。今年、国有および国有持株企業の利益は前年比で減少し、三一重工など大手企業の営業収入も激減した。
報告はこのほか、「企業の在庫循環周期はまだ転換点を迎えていない。在庫比率の増加速度が下がるまでは、新規受注指数が増加する必要があるが、現在そのような様子は見られない。ただし、在庫状況が好転を迎えるのはそう遠くないだろう」と指摘した。(編集SN)
「人民網日本語版」2012年11月14日
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