2013年1月29日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:13:55 Jan 29 2013

有害物質含む濃霧が多発 ガソリン品質向上が焦眉の急 (2)

 推算によると、「国III基準」と「京V基準」の価格差は1トン当たり472元(約6608円)、上海の「滬IV基準」との価格差は1トン当たり393元(約5502円)、広州の「粤IV基準」との価格差は1トン当たり387元(約5418円)に達する。ガソリン品質向上によるコストは誰が負担するべきか、これは中国ガソリン品質向上が直面している主な問題だ。

 中国石油天然気股フン有限公司中石油)技術研究院の専門家は、「北京のガソリン品質向上の経験を参考にし、品質向上によるコストは政府・消費者・企業が共同負担するべきだ。政府が補助金を提供し、消費者が一部のコストを負担し、石油会社が一部のコストを消化すればよい」と語った。

 コストを誰が負担するかという問題を考慮しないとしても、ガソリン品質向上には一定の時間が必要だ。卓創資諮の精製油市場アナリストの劉峰氏は、「基準を満たすガソリンの生産には、水素を混合する設備が必要であり、この設備の製造には18カ月かかる。さらに、中国環境保護部による環境アセスメント、中国発展改革委員会による審査などの手続き、および初期設計と施工は、いずれも時間を必要とする」と指摘した。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年1月29日

[1] [2]

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
関連記事
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古