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銀行カード利用手数料引き下げ 最大37.5%

 金融関連報道を総合的にみると、国家発展改革委員会の通知に基づき、このほど銀行カードの利用手数料の新基準が施行されることになった。この調整では不動産、自動車、卸売でのカード利用限度額が引き上げられるほか、利用手数料が基本的に引き下げられ、中でも外食産業や娯楽産業での利用手数料は37.5%引き下げられるという。中国新聞網が伝えた。

 銀行カード産業はここ数年で急速に発展し、消費拡大、内需牽引、便利さの提供、流通コストの削減、税収の流出防止、マネーロンダリングのリスクコントロールなどで重要な役割を発揮してきた。銀行カード産業の発展をよりよく促進し、商店の負担を軽減し、カード消費を便利にするため、同委はこのほど「銀行カード利用手数料の最適化と調整に関する通知」を出し、手数料の基準を調整することにした。

 今回の調整により、外食産業や娯楽産業でカードを利用した場合(外食、ホテル、娯楽、ジュエリー、美術工芸品、不動産、自動車での利用を含む)、これまで2%だった手数料が1.25%に引き下げられ、低下率は37.5%となる。このうちカード発行サービス料は0.9%となり、不動産と自動車での手数料の上限は60元となる。銀行カード決済機関のネットワークサービス料は0.13%、不動産と自動車での手数料の上限は10元。海外決済サービス料は0.22%、不動産と自動車での手数料の上限は10元となっている。

 一般のカード利用(デパート、卸売、社会での研修、仲介サービス、旅行会社、観光地のチケットなど)全体での手数料は0.78%となり、このうちカード発行サービス料は0.55%、卸売での手数料の上限は20元となる。銀行カード決済機関のネットワークサービス料は0.08%、卸売での手数料の上限は2.5元。海外決済サービス料は0.15%、卸売での手数料の上限は3.5元だ。

 国民生活に関わる分野でのカード利用(スーパー、大型倉庫型店舗、水道・電気・石炭・ガスの料金、ガソリン、交通輸送機関の切符)での手数料は0.38%となり、このうちカード発行サービス料は0.26%、銀行カード決済機関のネットワークサービス料は0.04%、海外決済サービス料は0.08%となっている。

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