国内機関投資家の対外証券投資での外貨管理を規範化
国内機関投資家の対外証券投資における外貨の管理を一層規範化し、対外証券投資の利便化を促進するため、国家外匯管理局はこのほど「適格国内機関投資家の対外証券投資における外貨管理規定」を発表した。関連する外貨管理プロセスを取り消しまたは簡素化し、適格国内機関投資家をめぐる外貨管理政策を取りまとめ整理した。
「規定」の主な内容は次の4点。(1)外貨資金の送金・受け取りで使える通貨の種類についての制限を取り消し、国内機関投資家の対外証券投資における資金源を拡大する。(2)外貨の送金と購入に際しての審査を取り消し、金額の申請資料を簡素化する。(3)金額の管理についての要求を統一し、各種の適格機関投資家の対外証券投資に対し残高管理を統一的に実施し、対外証券投資における外貨の送金額が認可を受けた投資額を超えないようにする。(4)統計モニタリングを強化し、電子化された情報ツールを十分に活用して、証券投資プロジェクトにおける国境を越えた資金の流出入に対する統計作業と事後の監督コントロールを強化し、国境を越えた資金流動のリスクに備える。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年8月29日