中国民間企業トップ500 蘇寧、レノボ、ファーウェイが入選
中華全国工商業連合会は北京で8月29日、「2013年中国民間企業トップ500」のリストを公開した。蘇寧電器集団、聯想(レノボ)控股有限公司、華為(ファーウェイ)投資控股有限公司などの民間500社が名を連ねた。新華社が伝えた。
同リストは2012年の営業収入に基づくもの。これらの民間企業の全体的な規模は、着実に拡大する流れを見せたが、その増加率は低下した。2012年の同リストの入選ハードルは77億7200万元に達し、前年比12億300万元増(18.31%増)となったが、この増加率は2011年より11.51ポイント低下した。500社の2012年の総収入は10兆5774億9700万元となり、1社平均で13.65%増の211億5500万元となったが、この増加率は2011年より19.6ポイント低下した。
2012年の500社の納税額は5.9%増の4334億7800万元、税引き後純利益は3.39%減の4238億4400万元、1人当たり純利益は前年の9万4800元から8万1200元に激減した。
2012年の500社のトップ5の業界は依然として製造業が中心となり、主に建築業、鉄金属冶金・圧延加工業、卸売業、電気機械・器材製造業、非鉄金属冶金・圧延加工業に集中した。
中華全国工商業連合会経済部の譚林部長は、「2012年に500社のコスト圧力が拡大した。民間企業は、資源消耗と投資けん引への依存から資源節約とイノベーションけん引へのモデルチェンジ、伝統産業のローエンド・低付加価値生産方式から現代産業のハイエンド・高付加価値生産方式へのモデルチェンジの差し迫った需要を持つ」と指摘した。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年8月30日