フォーチュン・グローバル500 中国企業が95社入選
米フォーチュン誌は8日夜、世界企業番付「フォーチュン・グローバル500」(総収入に基づくランキング)を発表し、ロイヤル・ダッチ・シェルが前年に続き首位となった。中国の入選企業は95社に達し、前年より16社増となった。今年のトップ500社の総収入は30兆3000億ドルに達し、前年より2.77%増となった。新京報が伝えた。
同ランキングによると、オランダのロイヤル・ダッチ・シェルが4817億ドルの総収入により、今年も首位となった。昨年3位だったウォルマートは2位に順位を上げ、昨年2位だったエクソン・モービルは3位に順位を落とした。中国の「石油2強」と呼ばれる中国石油化工集団は4位、中国石油天然気集団公司は5位となった。
中国の入選企業は95社に達し、前年より16社増となった。そのうち中国大陸部の民間企業は昨年の5社から7社に増加し、正威国際集団と民生銀行が初のランクインを果たした。
米国の入選企業は昨年と同じ132社。フォーチュンは、現在の流れから見ると、2015年には中米両国の大企業が、同ランキングで肩を並べるだろうと指摘した。
フォーチュンはまた、中国大陸部の入選企業には、深刻な構造上のアンバランスが存在すると指摘した。中国大陸部の入選企業は主に製鉄、自動車、資源、化学工業、金融などが中心で、その主体は国有系企業であり、完全な市場化経営を実現している民間企業は少なかった。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年7月9日