スズキが19万台リコール エアバッグのセンサーに欠陥
台湾「中央社」の9月15日の情報によると、スズキは前席のエアバッグの乗員姿勢検知センサーの欠陥を理由に、19万3936台の自動車のリコールを決定した。中国台湾網が伝えた。
台湾メディアはAP通信の報道を引用し、「リコール対象車は2006−2011年に出荷されたグランドビターラSUV、および2007−2011年に出荷されたSX4」と伝えた。
乗員姿勢検知センサーは人の体重を感知し、エアバッグの作動を判断する。席に座っている乗員が誰であるかを判断することは重要だ。これはエアバッグの力が、子どもや背の低い成人を傷つける恐れがあるからだ。
スズキは、「屈曲を繰り返すことで、乗員姿勢検知センサーが効力を失う恐れがある。効力を失った場合、身長の低い乗員が前席に座った場合も、エアバッグが作動する」と発表した。
スズキは、同問題による事故および負傷の報告を受けていないとした。スズキは来月より、リコール対象車のオーナーに連絡を開始する。ディーラーはセンサーの無償交換を実施する。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年9月16日