トヨタが小型トラック37万台リコール シートベルトに不具合
トヨタ自動車は7日、小型ピックアップトラック「タコマ」約37万台を世界でリコールすると発表した。今回のリコールは主に北米地域が対象となり、米国が34万2451台、カナダが2万7千台、ドイツが60台、南太平洋のニューカレドニアが10台。米国トヨタによると、今回のリコールは2004年から2011年に生産されたAccess Cabモデルが対象で、頻繁にドアの開け閉めを行うと、シートベルトを固定する金具のねじが緩み、シートベルトプリテンショナーと金具がシートベルト伸縮装置からはずれ、安全性能に影響する恐れがあるという。経済参考報が伝えた。
「The Detroit News」はトヨタが米国国家道路交通安全局に提出した報告書を引用し、「トヨタは2011年11月と2012年2月に米国市場で同様の不具合に関する報告を受けていた」と報じた。トヨタによると、同不具合に関する事故やけが人の報告はないという。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年8月9日