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自動ブレーキ装備の観光バス 三菱ふそう、前倒し発売へ

衝突被害軽減ブレーキがついた大型観光バス「エアロクィーン」=三菱ふそうトラック・バス提供

 【豊岡亮】三菱ふそうトラック・バスは、衝突のおそれがあるときに自動でブレーキをかける新型の大型観光バスを来年1月15日に発売する。関越道で4月に起きたツアーバス事故を受け、予定を2年前倒しして投入することにした。

 ミリ波レーダーで約100メートルほど先までの車などを検知し、速度差が15キロ以上ある場合は追突の約2秒前に警報音を出す。それでも運転手がブレーキを踏まないと、2段階で自動ブレーキが作動して時速を約20キロ落とし、被害を軽くするしくみだ。

 55人乗りのエアロクィーン(約4671万円)と、57人乗りのエアロエース(約4057万円)の2車種に標準装備した。

 国土交通省は大型バスに自動ブレーキを義務化する方針を打ち出している。自動ブレーキを標準装備したことで、価格は前モデルより約30万円高くなった。新型車には車間距離が縮まったり、車線を逸脱したりすると警報音を鳴らす機能や、雪道など滑りやすい路面でスピンを防ぐ装置も、新たに標準装備した。

 国内のバスメーカーでは、日野自動車といすゞ自動車が2010年半ば以降に発売したすべての大型観光バスに自動ブレーキを標準装備している。

 asahi.com 2012年12月13日

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