南京の市街地で路面の陥没 公共バスが転落
29日午前11時ごろ、南京市太平南路と中山東路の交差点で路面の陥没事故が発生。公共バスが転落した。
現場では11時半ごろ、転落した31路線の公共バスの頭は路面から2メートル以上下にあり、救援の車も現場に次々と駆けつけた。
同バスの女性運転手の袁さんによると、バスが現場にさしかかると突然バンパーと地面が擦れる感覚があり、おかしいと感じた袁さんはバックして乗客を避難させようとした。しかし少しバックした時点で車体が徐々に落下していったという。幸いなことに負傷者はいなかった。
現場では12時ごろになっても引き続き車体が徐々に沈下し、バス前部の大半は地表より約2メートル以上も下の位置にあった。現場では交通規制が行われて渋滞が発生し、警察が交通整理にあたった。
事故発生現場は南京地下鉄3号線の工事現場のすぐ近くだが、陥没事故と地下鉄工事との関連はまだ明らかになっていない。(編集YH)
「人民網日本語版」2012年11月30日