高校生がお年玉で公共バスにクッション600点を寄贈
16歳の女の子がもし3000元持っていたら、いったいどう使うだろう。新しい服を買うだろうか、それとも友達と映画を見るだろうか。答えは様々だろう。瀋陽に住む16歳の李詩さんの答えは、驚きと感動に満ちたものだ。
高校1年生の李さんは学業、素行共に優れ、普段から質素倹約を心がけている。彼女は数日前に突然父親に向かって、彼女のお年玉3000元を使って公共バスの座席に置くクッションを寄贈したいと提案した。
李さんの父親、李樹金さんは娘の気持ちを理解するとすぐに、公共バス149路線のバス20台、1台あたり約30シートの合計600点のクッション製作を注文した。父親はまたクッションが使いやすいようにと、両側に固定のための紐も取り付けた。「中国新聞網」が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2012年11月9日