16件の生態修復プロジェクト 国土面積の63%をカバー
このほど行われた全国林業庁局長会議で明らかになったところによると、中国が実施中の天然林保護、退耕還林(耕地や荒れ地を林地に戻す)、防砂治砂、湿地の保護・回復、三北(東北、華北、西北)防護林、沿海防護林など16件の重要生態修復プロジェクトは、森林・湿地・砂漠の3大生態系に関わり、国土面積の約63%をカバーしている。カバー範囲、建設規模、投資額はいずれも世界一であり、中国の生態修復プロジェクトの中でも主導的な地位にある。人民日報海外版が伝えた。
大まかな統計によると、中央財政の林業への投資は今年1400億元に達した。造林面積は9012万ムーに達し、通年の任務を前倒しで完了した。義務植樹は24億9400万株に達し、計画の99.8%を達成した。権利確認が完了した集体林の面積は27億ムーに達し、集団林の総面積の97.7%を占めた。証書発行面積は25.78億ムーで、権利確認が完了した集体林の面積の95.5%を占めた。農家8949世帯が林権証を取得し、農民家庭の請負経営権が基本的に確定した。林業の生産総額は前年比21%増の3兆7千億元に達し、3年前倒しで第12次五カ年計画の目標を達成した。全国の林業製品輸出入額は1200億ドルに達する見通しだ。(編集SN)
「人民網日本語版」2012年12月28日