中国のクリスマス8不思議 米紙
米紙ワシントン・ポストのウェブサイトは24日、「中国のクリスマスのおもしろい事実8つ」と題する記事を掲載した。「環球時報」が報じた。
以下は同記事の主な内容。
中国でクリスマスを祝う習慣はそれほど長い歴史を持つわけではない。ただ、ここ数百年の間に中国に持ち込まれた後、中国式に変換され人気になっている多くの外国のイベントと同じく、クリスマスも中国式にアレンジされている。わたしのような外国人からすると、その特徴は「おもしろい」と感じると同時に、少し首をかしげてしまう部分もある。
(1)クリスマスの過ごし方が、アイルランドの祝日・聖パトリックの祝日(3月17日)やバレンタインデーとほぼ同じ
西洋諸国ではクリスマスの夜、家族と一緒に楽しい時間を過ごすのが一般的だが、中国人は外に出かけて友人と過ごす。
(2)中国のクリスチャンは西洋スタイルでクリスマスを祝うことができない
1990年代、中国政府が商業イベントとしてのクリスマスの導入を認可した際、知ってか知らずか西洋版クリスマスが身を潜めてしまい、宗教的意味合いがほとんどなくなっている。ある意味、クリスマスが中国で流行すればするほど、その宗教的要素が減少していく。
(3)中国ではクリスマスをめぐる争いが存在する
西洋諸国が帝国主義を広めるツールとしてクリスマスを利用していると批判する民族主義者がいる。
(4)セロハンフィルムで包んだリンゴをクリスマスにプレゼントする
理由は、中国語の「リンゴ」と「クリスマスイブ」の発音が少し似ているから。