まもなく春運 格安航空券・鉄道チケット詐欺に注意
中国金融認証センター、新華網などが主催する2013年第1回電子決済発展シンポジウムが23日に行われた。新京報が伝えた。
中国金融認証センターの李小傑総経理(社長)は「2012年2月から9月にかけ、金融業を標的にしたフィッシングサイトのうち、99%は海外からの攻撃だった」と明らかにした。
公安部(公安省)ネットワークセキュリティ保護局の顧堅副局長は、「春運(春節前後の帰省ラッシュ、今年は1月26日から3月6日の40日間)が間近となり、航空券や鉄道チケットの購入ルートを利用し、格安チケット詐欺事件が発生する可能性が高まっている。ネット上でチケットを購入する場合は、決済の際、チケットの真偽、特に振込み先口座に注意するべき」とし、もし疑わしい状況があった場合は直ちに関連部門に連絡するよう呼びかけた。
顧副局長はまた、「電子決済を利用した国境を越えたマネーロンダリングが日に日に深刻化している。数年前には『ナイジェリア詐欺』が世界中で頻発したが、中国でこれまでに発見された同タイプの事件の犯人も皆アフリカ籍であった。被害金額は数千ドル--数十万ドルにのぼり、中国企業の海外顧客が多額の損失を被っている」と指摘した。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年1月24日